バス通学の私は、
大学・院は同じ大学に行ったから、
ずっと同じ路線のバスを利用した。
30分以上もかかったの通学路、
運転手たちの勤務時間も把握できるぐらい、
毎日この路線を使った。
バスの進行とともに流れてく、見慣れた町並みは時々違う顔を持ってた。
昨日までやっていたお店は今日から閉店する、いままでありがとうございますと書かれた張り紙があったり、
店内改装したりしました。
あっちは閉店、そっちは新装開店。
新しいお店がオープンする時、店員さんたちが元気はつらつに通りかかった人たちに声をかけたり、
チラシを配ったりしました。
ここ何年同じ建物でもお店の顔は何度も変えたんでしょうか。
大学院を卒業してから、
この路線を滅多に利用しなくなってきました。
たまに同じ路線を走ってるこのバスに乗って、
懐かしい気持ちがいっぱいです。
今日はその日です。
昔から、バスに乗りながら、小説を読むという習慣があって、
ある日、前に座ったおじさんにそういわれた、
「なぁ、君、バスの中で読書するのは目に悪いから、やめたほうがいいよ」と。
ある工業学校の放課時間に通ると、乗車してきた学生たちがバスから溢れ出しそうになる様子。
バレーの練習で疲れて、バスの中で爆睡して、そして、終点駅まで乗り越しちゃった。
運転手さんに起こされたこと。
そのあと、1時間もかかって家まで歩いていた。
誰かがバスの中で食べた朝ごはんを全部吐き出した跡、ニオイ。
知らない外国人の目にあうと、すごく睨まれて、
「なんだ、オレにケンカ売ってんの?」とこっちまで迫ってきた。
運転しながら居眠りしたりする運転手の姿。
午後の日差しがつよかったこと。
バスから降りようとする時に、お財布は家に忘れた事に気付き、
その時、隣に座った親切な方が乗車代を払ってくれたこと。
バスに乗ると、名前が呼ばれた気がして、後ろに振り向いたら、
なんと、大学二年に一緒にイベントの仕事をした友達、
そして、当時に話題になった彼女
(すごく積極的に友達を追いかけた)、
二人は仲良く私に手を振った。
5年ぶりの再会はバスの中で。
院時代に海外から帰ってきた華僑の生徒を教える事があった。
その生徒たちとはすごく仲がよかった。
よく夜に一緒にご飯を食べたり、キャンパスでみんなが集まって、話をしてた。
帰りにみんなが一列を並んで、私がバスに乗ったのを見送ってくれて、
そして、投げキスをしたこと。
バスに乗ったら、
思い出が途切れなく出てきます。
今日も小説を読みながら、時々町並みを眺め、
友人たちの顔を思い出しました。
みんなさん、元気にしてますか。